オフサイト型ネットワーキング付き勉強会「IGC Jam」
「IGC Jam」は、大手企業の中で実務に関わるB2Bマーケターの育成を目的とした、オフサイト型の勉強会&ネットワーキングイベントです。
B2Bマーケティングの実務を成果につなげるためのワークショップ型の勉強会と同じ立場のマーケター同士のネットワーキングを通して、すぐに実務で活用できる「学び」と「刺激」を得る場を提供します。
次世代マーケティングリーダーを目指す実務担当者に必須の知識を、講義とワークショップ、つまりインプットとアウトプットを通じて身に着けられるように設計しました。
今回は、グローバル特別版として、シリコンバレーからSteve Gershikを講師に迎え、英語による講義とワークショップを行いました。

特別講義:B2B Marketing in North America
前半セッションでは、1990年代から現在に至る30年で、北米のB2Bマーケティングでどのようなことが起こり、どんな変化が起きたのか、また、現在、北米で起きている4つの潮流を解説しました。なぜ、ICP(Ideal Customer Profile)が重要となったのを、従来型のマーケティングから、ABMへの変化に照らし合わせて解説し、ICPとは何か、また、ICPを設定する際の注意点や勘違いのポイントを共有しました。


ワークショップ
ワークショップでは、講義で学んだ、ICPを構成する4つの構成要素を使って、ケースを使って、実際のICPを設定してきます。個人ワークでワークシートを埋めた後、チームでディスカッションしながら、ICPを完成させます。
グループの代表は、英語でのプレゼンテーションを行い、Steveからフィードバックをもらいました。短時間でも参加者の皆さんは熱心に取り組み、きっちりプレゼンテーション英語で行うという素晴らしいものでした。
Steveからも、「なぜ、このICPを設定したのか?」「選択しなしかったものはどんな理由からか」などのQAを通して、さらに理解を深めていきました。
参加者の声
- 初めてのフレームワーク、かつ、英語という事で中々ハードルが高かったですが、自社の強みや既存の顧客のプロファイルなどから新規ビジネスを取る際の顧客会社像を検討したいと思います
- これまでわかっていなかったICPについて理解できた
- 想像以上にリアルなワークがあり、英語の壁はあったものの学びが多かった
- ICPを定義する経験がなかったので、新たな視点を得られてよかった
- 企業を選別するポイントが理解できた
- 英語でのセッションで不安があったが、逆に集中して参加することができた
- 実際に事例のワークショプ取り組んだことで、具体的なイメージがつかめた。他の方とのディスカションでさらに理解が進んだ
- チームで取り組めるように、会社に持ち返り提案したい
- 英語セッションがすごく新鮮だった
ネットワーキング
ワークショップの後は、ネットワーキングです。今回は、Steveからの「おまけ講義」として、ビジネスイベントでネットワーキングを上手に行うためポイントを解説してもらい、参加者同意のネットワーキングを行いました。


講師Steveからコメント
IGC Jamでこのワークショップを実施できたことは、ファシリテーターとしてこれまでで最もやりがいを感じた経験の一つでした。参加者の皆さまは非常に高いレベルの戦略的な好奇心を持っていて、そのおかげで、どのワークも生産的で充実したものになりました。Takeda Precision Manufacturingのシナリオを使った実践的なICPワークに入ったとき、会場の空気が「聞く場」から「主体的に課題解決に取り組む場」へと変わったのを感じました。まさに私が期待していた成果でした。
特に印象的だったのは、参加者の皆さまが、単なる顧客像の説明と、真に戦略的なICPとの違いを非常に短時間で理解されたことです。皆さまは単にテンプレートを埋めていたのではなく、意思決定のためのツールを構築していました。グループ発表での議論も、焦点が明確で、中身が濃く、率直なものでした。それは、IGC Jamが質の高い学びの環境をつくり出していることの表れだと思います。
ICP戦略は、多くのB2Bマーケターがその重要性を認識していながら、実際にはなかなか優先して取り組めていないテーマです。私の目標は、その方法論をできるだけ具体的かつ実践的にし、参加者の皆さまがセッション終了後すぐに自分たちのビジネスに応用できる状態にすることでした。終了後に交わした会話を通じて、その目標は達成できたと感じています。
参加者の皆さまへ:
皆さまは本質的な質問を投げかけ、提示された考えにしっかりと向き合い、演習の中で真剣に考え抜いてくださいました。それこそが、学びの本質だと思います。このセッションで作り上げたICPフレームワークが、今後も繰り返し立ち返ることのできる実用的なツールとなり、皆さまのビジネスが最も重要な市場で成長していくための力になることを願っています。
Delivering this workshop at IGC Jam was one of the most rewarding experiences I've had as a facilitator. The participants brought a level of strategic curiosity that made every exercise productive and engaging.
When we moved into the hands-on ICP work using the Takeda Precision Manufacturing scenario, the room shifted from listening to active problem-solving. That is exactly the outcome I was hoping for. What impressed me most was how quickly the groups understood the difference between a basic description of a customer and a truly strategic ICP. They were not simply completing a template. They were building a decision-making tool.
The conversations during the group presentations were focused,substantive, and honest, which reflects the quality of environment that IGC Jam has created. ICP strategy is something many B2B marketers recognize as important but rarely prioritize. My goal was to make the methodology concrete and practical enough that participants could apply it to their real businesses immediately after the session. Based on the conversations I had afterward, I believe we achieved that goal.
To the attendees:
you asked strong questions, you challenged the ideas presented, and you did serious thinking during the exercises. That is the real work of learning. I hope the ICP framework you developed during this session becomes a tool you return to regularly, and that it helps you grow your business in the markets that are most important to you.
運営事務局からお礼の一言
今回は、ワークショップとしてはおそらく日本初となる、本場米国のマーケターたちが日々奮闘しているICPの定義を、そのままケースとフレームワークを用いて実践に近い形で体験していただくということで、運営側もドキドキとワクワクの連続でした。そのうえプレゼンは資料も発表もすべて英語・・・。企画の段階では不安と期待の紆余曲折の連続でしたが、始まってしまえば、活発なディスカッションの嵐!ご参加いただいた皆さまの勇気とやる気には感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。