世界に追いつくために、私たちが実現したかったこと

庭山 一郎 グローバル
世界に追いつくために、私たちが実現したかったこと

私たちがやりたかったことが実現した2日間

コロナ禍以前から私と副社長の丸山で手分けをして海外のB2Bマーケティングカンファレンス、それもツールベンダーが主催ではないカンファレンスに数多く参加しました。海外のB2Bマーケターなら誰でも知っている「B2B Marketing Exchange」「IGNITE」「Forrester B2B SUMMIT」「REV TALKS」などです。
このように海外のカンファレンスに参加することで、当社の重要なミッションであるグローバルの情報を日本に伝えることができるからです。
ただ、帰国するたびに思うことは「これを日本でやらなければダメだ。」ということでした。そのため、私たちはカンファレンスの主催者に「日本でカンファレンスを開催するなら我々がサポートする。ぜひ日本でやって欲しい。」と言い続けてきました。しかし彼らが来ることはありませんでした。彼らは、英語圏のシンガポールやシドニーまでは来ますが日本には来ません。やはり言葉の壁は厚く、さらに日本のB2Bマーケティングが周回遅れということは知られているのです。
つまり、日本のB2Bマーケターは世界に触れる機会がほとんど無かったのです。日本企業に勤務する方にとって、海外で開催されるマーケティングカンファレンスに参加するのはハードルが高く、我々のように毎年何回も参加できる人は多くはないでしょう。

思い描いた光景が目の前で繰り広げられた「IGC Harmonics 2023」

日本のB2Bマーケターにも「海外カンファレンスでのあの感覚を体験して欲しい、出来れば直に聞いて欲しい。」と思い続けてきました。
私たちが参加し、体験し、感動した想いをそのまま伝えるべく東京ステーションホテルで「IGC Harmonics 2023」を開催する準備を行いました。ネットワーキングも重要なテーマなので、ネットワーキング内での話題を合わせる意味で今回は ‟ エンタープライズB2B限定 ” でお声がけをして、45社80名の方々にご参加いただきました。
「学び」と「ネットワーキング」を目的に開催しましたが、どちらも予想を遙かに超える好評をいただきました。ABM、AI、マーケターのスキルアップ・人材育成などの世界の最先端を世界のトップランナーから直接聞き、それを肴にネットワーキングをする。私たちがいつも海外のカンファレンスで体験している姿が東京ステーションホテルにありました。同じ立場で戦うマーケターたちが熱く語り合うその熱量は、私たちの想像を超えるものでした。
北米から来日しカンファレンスに参加した当社のアドバイザーであるRuthやSteveも参加者の熱意に感心していました。
これからも、私たちは当社のメンバーシッププログラムであるIGCを通じて、世界のマーケティング情報を発信し、日本のエンタープライズB2Bを元気にしていきます。

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