コンテンツの3大課題から見えた、共通の「ある問題点」とは

戦略 デマンドジェネレーション
コンテンツの3大課題から見えた、共通の「ある問題点」とは

大切なコンテンツを部分最適で終わらせないために、今すぐやるべきこと

最近、お問い合せが増えている“動画コンテンツの効果的な活用”について、業界の世界的リーディングカンパニーであるON24社と共催セミナーを開催しました。
今回はセミナー内で好評をいただいた、「コンテンツの3大課題」について、その解決ポイントを解説します。

1つ目の課題は、【社内にあるコンテンツが散在しており、活用できていない】です。この原因の根本は、マーケティング全体の戦略を立てずに、場当たり的にコンテンツを作ってしまったことにあります。上流工程で戦略がしっかり立てられていれば「データに対して正しいコンテンツを当てていく」ことが可能となるからです。
例えば、はじめにSTPを徹底的に行い、ターゲットを明確に定義し、その層に響くコミュニケーションプランの策定を行って、コンテンツ制作が実施できるようになるのです。

続いて2つ目は【動画の活用について知見がなく、効果的な方法やツールの検討がつかない】です。コンテンツマネジメントは、B2Bマーケティングにおいてデータマネジメントと同時並行して考えるべき、重要なアクションになります。そのため、まずはしっかりと戦略を立てることからはじめてください。
戦略が立てられれば、コンテンツの目的や活用シーン、そのためのツールも明確になるため、「とりあえず動画を作ってみたけど、どうしよう?」という事態はなくなります。

そして最後3つ目は【ウェブサイトの更新や動画の編集に時間がかかっている】ことです。運用面についてマーケ部門から多くの課題や不満が見られます。なかでも間接部門とのスピード感の違いは手ごわい問題です。解決策の一つとしては、マーケ部門のペースで、簡単、簡潔に運用ができる仕組みやマルチコミュニケーションプラットフォームの活用などが考えられます。そうすることで、時間的制約は解消され、勝機を逃してしまうなどの弊害から脱出できます。

これら3つの課題から共通して言えることは、コンテンツマネジメントであってもスタートはじっくりと戦略策定からはじめないと、活用は宙ぶらりで扱いづらく、部分最適な状態に陥ってしまうということです。
皆様のコンテンツは効果的に活用できているでしょうか?ぜひ一度見直してみてください。