製品開発者向け市場直結型のB2Bマーケティング視点で掘り下げたカリキュラム
B2Bマーケティングに特化した教育研修プログラムとして、2020年に「Symphony Marketing Master Basic」をリリースしました。学習の目的や学べるフレームワーク、受講者の職種などからBasic-1、2、3と3種類の集合研修から構成され、製造業を中心に多くの企業に受講いただいています。
この度、お客様の切実な声に応えるべく、この3種類の集合研修に加えて「製品開発者向けコース」を新設しました。開発者のマーケティング的思考を強化し、事業成長に向けた市場を見る目を養うためのプログラムとなっています。
「製品開発者向けコース」の特長は、以下3点です。
- B2Bマーケティングの視点からカリキュラムを体系化し、市場直結型の内容に組み立てている
- フレームワークを用いることで思考を整理し、プロダクトアウトではなくマーケットインの視点(コト売り)で考えられるようになる
- 座学で学習するインプットだけでなく、自社製品を用いたワークショップによるアウトプット&受講者同士のディスカッションで、第三者の意見も聴講でき、より洗練された競合優位性のある企画にブラッシュアップが可能
新設した「製品開発者向けコース」の一部をご紹介
製品開発を担当される方にぜひ知っておいていただきたい、マーケティング戦略、理論の1つが当コースでも学習する「ホールプロダクト」です。
「ホールプロダクト」とは、セオドア・レビット氏が提唱したマーケティング戦略です。購入層が、期待をしている機能により近づけるためには、自社製品の補助製品や補完するサービスを段階的に揃える必要があるということを説いています。
そのため、製品開発担当者が「ホールプロダクト」を会得できると、競合に打ち勝つための製品戦略の立案から、そのために必要な各種サービスを整えることができるようになります。先行して受講された開発担当者様からは、次のような感想をいただきました。
- 実際に自身がかかわる製品についてワークショップを行うことで、市場のニーズに即して製品開発を行う必要があると気付いた。またグループメンバーの製品企画や売り方についての話も大変参考になった。
(IT、システム開発)
この機会に、自社の開発担当者の方にも「マーケ的な視点」を学習、会得してもらい、より競争力のある製品開発の推進につなげてみてはいかがでしょうか。