組織のマーケティング力を向上する目的は
日本でB2Bエンタープライズ企業とカテゴライズされる多くの企業は、技術力や製品力もしくは、強い営業力によって企業が成長を続けてきました。そのため、組織設計を行う部門長にマーケティング経験のある人材がいない時代が長く続いていました。
企業が次の成長に向けた新規市場の開拓やイノベーションの促進、モノ売り(プロダクトアウト)からコト売り(マーケットイン)への転換、そしてDX化を進める中で、「組織のマーケティング強化」を積極的に進めたいといった企業が増えてきています。
- 「競合や同業他社に比べて、うちはマーケティングが遅れている」
- 「マーケティング職をどう評価したらいいのかわからない」
- 「強化したいと言っている上層部がマーケティングをわかってない」
これらは、強い危機感をもって企業内でマーケティング力の強化を推進する方々からよくいただくお悩みです。マーケティングの本質的な力は、「顧客の維持と拡大」です。競合他社がマーケティングを強化するということは、見方を変えれば自社の顧客が獲られるということです。その本質に気づいた企業は、組織でマーケティング力を上げることに取り組み始めています。
最初の目標は「B2Bマーケティング偏差値60」
シンフォニーマーケティングが提供する、B2Bマーケティングスキルアセスメントサービスは、B2B企業に特化しマーケティングスキルの可視化を目的としています。
そのため、このアセスメントにより個人・組織・企業のマーケティング偏差値を可視化できます。偏差値の母集団は、製造業および関連する専門商社、大手IT企業そして大手外資系企業のマーケティング・セールス・ものづくりの担当者となりますので、企業が制度の中に取り入れる客観的な指針として活用されています。組織強化に取り組む企業は、自社の人材開発プログラムにおける専門性向上のためのプログラムを活用し、B2Bマーケティング分野で定期的に受検を進めて可視化し、成果を数値で把握しています。
お客様企業と当社は、プログラム活用から成果を出していくために一緒に目標設定をしますが、多くの企業は「B2Bマーケティング偏差値60」を一つの目標としています。特に、Cクラスにあたる上層部(役員や事業責任者)でマーケティング戦略の方針を決め、予算承認をする立場にある方々や、Mクラスにあたる管理職(部課長・マネージャー)でマーケティングの戦術を承認し、KPIを設定した上で、結果を評価する立場にある方々は、一様に「B2Bマーケティング偏差値60」を目指しています。
どんな取り組みもトップダウンでなければ、現実は変わりません。まずは、マーケティングスキルを可視化し、「B2Bマーケティング偏差値60」を目指してみてはいかがでしょうか?