インプットだけでは、実践に耐えられないというお客様の悩み
これまで、人材開発部門が従業員向けに提供する研修プログラムのテーマに「マーケティング」が組み込まれることが少なかった日本の大手企業。E-Learning型の学び放題の研修サービスの普及につれて、「STP」「4P」等の古典的なフレームワークや「コンテンツ制作」「Web」等の実践的な内容を学べるような環境が整いつつあります。
しかし、こういったサービスを導入しているB2B企業のマネジメント層からは、「知識としては習得したが、実践にいかせていない」という声が増加しています。この状況を例えるなら、球技の本をいくら読んで知識が増えてもホームランを打てない、ゴールを決められないのと同じことなのではないでしょうか。
このような課題を解決すべく、シンフォニーマーケティングがB2Bに特化して、マーケティングを35年支援してきたノウハウや成果を出すための仕組みを要所につぎ込んだ、オリジナルの教育プログラムを開発し、多くの企業様に採用いただいています。B2Bマーケティングを推進するうえで、「手が動かせる」実践型の人材育成メソッドとなっているこのプログラムは、単なる座学やオンライン研修プログラムだけではありません。
実践型の人材育成メソッドとは、どんな教育プログラムになっているのか?
まず弊社では新規プロジェクトを始める際、メンバーの方々に『B2Bマーケティングスキルアセスメント』を受検いただき、スキルレベルを“偏差値”という形で数値化します。マーケティング偏差値が低い状態でマーケティングを実施した際には、さまざまな弊害があるため、マーケティングを実行する際にはツールの導入だけでなく、同時並行でツールを使う人のナレッジを向上させることを推奨しています。
マーケティング偏差値をレポーティング後には、その結果にあわせた、スキルレベルや役職別、役割別で、実務により出したい成果にあわせた実践型の各種プログラムを用意しており、目標の達成に向けたベースを作ることが可能となります。
マーケティング偏差値が54以下(目安)のマーケティング担当者は、基本的なマーケティング知識のインプットが必要なため、ワークショップを通じて理解の促進が図れる『基礎研修(集合型)』の受講によりB2Bマーケティングを体系的に学ぶことを推奨しています。その後、実務領域のスキルアップを実施する際には、『目的別ラーニングコース』を活用して、マーケティング施策の設計等から実践的な内容、その後は、『実践型ワークショップ』にて STPや数字設計などを学ぶことで、マーケティングの全体設計ができるまでに進化することができます。
これらのプログラムは「インタラクティブに実践すること」が重要な要素です。知識のインプットのみのプログラムではそのタイミングでは理解した気にはなるものの、いざ実践するとできないということが多くあるため、学びの段階で、インプットの後に自社商材で考えるアウトプット、そして同じ内容を学習した人とのアウトプットの議論を組み合わせるインタラクティブな学び方により、学習効果を押し上げることが期待できます。
これらの研修プログラムを裏側で支えるマルチデバイスで、自分のペースで予習・復習含めて学び続けられるオンラインの『コンテンツライブラリ』もご提供しています。
2024年度のスタートにあたり、初動でつまずかないためにもこういったインタラクティブ型の人材育成プログラムを検討されてはいかがでしょうか。