先日のプレスリリース『グループ企業全体でマーケティング知識を高め、グローバルで勝ち抜ける体質に~800名が受講したB2Bマーケティング研修の「ABM研修特別編」を日立アカデミーに提供~』(2024年7月17日)でも発表した、「ABMワークショップ型研修特別編」をIGCメンバー向けに実施したフィールドトライアルの模様を報告します。
役職に関係なく、ABMを体系的に学べる国内唯一の特別研修プログラム
「ABMワークショップ型研修特別編」は、2024年10月から株式会社日立アカデミー様が日立グループ向けに提供するために開発された特別研修プログラムで、設計・開発にあたっては弊社も共同で行いました。
今までに800名が受講された弊社のB2Bマーケティング研修の勘所をいかし、マーケターはもとより、営業職やプロジェクトマネージャー職の方々にも実践的に学び、活用できる工夫を教材の細部まで凝らしているのが特長です。構成としてはe-Learningとワークショップのハイブリッド設計で、インプットとアウトプットを繰り返し行うことで、よりABM戦略についての定着度が増すように設計されています。
e-Learning・講義・ワークショップで難解なABMを徹底的に理解、得意技に変える
研修は、チーム内でのアイスブレイクからスタート。事前に学習してきたe-Learningの感想やこの研修で学びたいことなどを、自己紹介に交えてチーム内で紹介し合います。
その後、最初のワークショップ「ABMによって最も成果が出せるケース」について、事前に用意したケースから自分が最適と選んだ理由を発表してもらい、そこに他の受講者が意見を重ねていきます。
その後は講義とワークショップを交互に行っていきます。
講義の中で特に好評で、質問が多かったのは「ABMを実施するための7つのポイント」。その名のとおり、企業がABMを戦略として展開するうえでの注意事項やどう進めていったらよいかなどを、事例を交えて解説し、受講者の疑問に答えていきます。
数あるワークの最後は、今日一日学んだことを踏まえて「自社でABM戦略を実行する場合、何から取り掛かると良いか?」を考えるのですが、これが実にユニークで、解像度の高い意見ばかり。研修の理解度の高さがうかがえます。この最後のワークは全員が発表して、参加者や講師からフィードバックをもらい、高い熱量のまま研修は終了となりました。
最後に、今回のフィールドトライアルにご参加された方からのコメントを一部紹介します。
- 用意されているケースが、どの企業にも存在する課題でありながら、ABMを行うためにどう変革していったらよいかというポイントが、ワークを通じて理解が進んだ
- 自社でもABMを実施したいと考えていたが、何から手を付けたらよいかわからず困っていた。しかし解説があった「7つのポイント」により自分たちが何から始めなければいけないかが、明確になった
- ABMのためのデータマネジメントをどうやったらよいか、デマンドジェネレーションのそれと何が違うのかが分かり、明日から少しずつマネジメント方法を意識したいと思った
「ABMワークショップ型研修特別編」は日立グループだけではなく、貴社にも提供可能な研修プログラムとなっています。もちろん、ご要望に応じたカスタマイズにも可能な限り対応いたしますので、ご興味がございましたら、弊社の人材育成チームまでお気軽にお問い合わせください。