定点的にスキルアセスメントを実施しているからこそ分かったこと
マーケティング偏差値の測定をおこなうB2Bマーケティングスキルアセスメント(以下、スキルアセスメント)の受検を、毎年定点的に継続実施されている企業が何社かあります。その中で、同じ担当者の2022年と2024年の偏差値を集計して比較する機会がありました。今回はその偏差値の推移の結果を考察します。
2022年~2024年の2年間で約75%、つまり4人に3人の受検者は、偏差値が下降、もしくは横ばいという結果でした。まさにこの状況は、学生のときに多くの方々が経験された勉強(学習)と同様に、「学び続けなければ偏差値は下がる」といえるのではないでしょうか。
B2Bマーケティングを学び続けることで得られる2つのメリット
ご存知のように、B2Bマーケティングは環境の変化とともに新しい概念やフレームワークが登場しています。そういった情報を積極的に取りに行き、そこで見聞きした情報を自社で活用できるか試してみるなど、常にマーケティングの基本的な知識をベースとした変化への対応が必要な状況です。
多くのテクノロジーやソリューションが現れても、基本的なマーケティングの要諦は変わらないため、 一定以上のマーケティング偏差値があることが望ましいところです。
一方で、この偏差値はマーケティングの成果という点においても重要なポイントになることが、実際の現場からも明らかになっています。
(ホワイトペーパー「マーケティング偏差値とマーケティング成果の関係性」)
マーケティングを学び続けることのメリットは、日々の業務にいかせるだけではありません。実践した経験や新たに身に着けた知識は、将来的なキャリアアッププランの形成につなげられるといったメリットもあります。
スキルアセスメントの受検経験がある方は、この機会にぜひ、「今の偏差値」を測定されてみてはいかがでしょうか。新たな学びへの糸口が見えてくるに違いありません。
B2B企業のマーケティング、営業、ものづくり部門の方々のスキルアセスメント受検者数は8,000名を超えています。そのことからも、より精度の高いマーケティング偏差値の測定が実現できると考えています。