役割別にみる企業内のマーケティング偏差値

人材育成 組織
役割別にみる企業内のマーケティング偏差値

組織のマーケティング偏差値向上が求められる

おかげさまで、マーケティング偏差値の測定をおこなうB2Bマーケティングスキルアセスメントを多くのお客様にご活用いただいています。マーケティング偏差値を測る目的は、大学入試での偏差値利用目的とは違い、「偏差値を上げればいい」というものではありません。しかし、B2B企業内で、売上や事業拡大のミッションを持つ方々がマーケティングを強化することで、全体最適のマーケティングオーケストレーションを実現することができます。そして、マーケティングを成果につなげるためには、組織のマーケティングナレッジの向上が必要となります。
シンフォニーマーケティングが定義する、B2B企業が目指すべきマーケティングスキルとマーケティング偏差値の一部をご紹介します。

  • 役員・事業部長クラス

この立場の方々は、マーケティングの重要性を理解し、事業のマーケティング戦略を決める方々です。そのため、総合偏差値60以上がボーダーラインとなります。

  • 部課長・マネージャークラス

この立場の方々は、マーケティング戦略に基づいた具体的な戦術展開、また各マーケティング活動の実行を指示し、評価する立場となります。総合偏差値60以上、できれば65以上が望ましいです。

  • マーケター

担当する業務領域で成果につながるマーケティング施策を立案し、PDCAを回します。
マーケターに必要となるいくつかのスキル項目で偏差値60以上、総合偏差値は55以上が望ましいです。

  • 製品開発・製品企画

担当する製品戦略を立案し、マーケティング部門と連携して製品の拡販を目指します。
製品戦略を立案するための基本的なフレームワーク理解と、マーケターと共通言語で会話することが必要となるため、総合偏差値は55以上、製品戦略立案力の偏差値は60以上が望ましいです。

  • 営業

「モノ売り」から「コト売り」への営業活動を転換することが求められたり、今までお得意様からの引き合い営業だけでよかったのに、急に新規営業を求められたりします。営業の方々は、マーケティングの基礎知識さえつけることができれば、マーケティングチームとの連携がスムーズになります。総合偏差値55以上になれば、ABM戦略もGTM戦略も一緒に議論することができるようになり、マーケティング活動を成果につなげてくれる強い味方になります。


上記の基準を参考に、最適なマーケティング偏差値の向上計画を立案してみてはいかがでしょうか?