B2Bマーケティングのスキル可視化の重要性
大手企業のDX推進やAI活用が進む中、マーケティングスキルの向上に取り組みたい企業が増えています。マーケティングのスキル向上はさせたいものの現場メンバーは様々な研修に取り組むため、「学び疲れ」の声も多く聞かれます。このような状況下で、マーケティング会社である当社に求められるマーケティングの教育プランは、対象者が「学んでよかった、役に立った」と感じることはもちろん、思考の変化による業務への具体的な貢献、そして、その結果が事業成長へつながることが求められます。
教育プランの企画前に、B2Bマーケティングスキルアセスメントを行い、その結果を踏まえて、教育プログラムを設計・実施することで効果的なプランを展開しています。
B2Bマーケティングスキルアセスメントによる教育プラン例
Case1:IT企業A社
SIビジネスから、ソリューションサービスの加速をしたいA社では、新しくマーケティングスペシャリストを育成し、マーケティング強化だけでなく、提案力の強化も目指していました。
様々なキャリアバックグランドを持つため、どのような教育を実施すべきかの検討が必要でした。
B2Bスキルアセスメントの結果:A社は、マーケター・サービス担当・一部営業担当の約50名でスキルアセスメントを実施しました。その結果、企業偏差値は50でした。
受験者の分布をみると、上位が偏差値55、下位は偏差値45で、受験者のほとんどが偏差値50前後であることが判明しました。
そのため、全体的なスキル向上を目的に、まずは、基礎研修に取り組むことにしました。基礎研修を実施したことで、企業偏差値は57に向上し、研修受験者全員が55以上を達成しました。さらに、マーケティングの会議で積極的なアイデアが出るようになり、共通言語で会話ができるようになりました。
Case2:製造業B社マーケティングチーム
中期経営計画で、マーケティング強化が掲げられており、各部門に散らばっていた、マーケティング担当者が本社のマーケティングチームに集められました。新設マーケティングチームとしてより成果を出していくことが求められ、マーケティングスキルを向上させることで成果を出したいと考えていました。各部門で実施していたマーケティングはバラバラで、各部門の采配で実施していたため、会議をしていても知識や経験もバラバラなことが顕著でした。
B2Bマーケティングスキルアセスメントの結果:企業偏差値56でしたが、受験者の結果を見ると、偏差値72から偏差値45までとかなりのバラつきがありました。
そこで、偏差値53以下のメンバーは、集合基礎研修を実施。54以上のメンバーはより実践的な、ワークショップを実施することになりました。
スキルレベルにあわせた教育プログラムを実施することで、参加者同士が積極的にアウトプットでき、ディスカッションの質が向上します。基礎研修参加者は、安心して学ぶことができ、ワークショップ参加者は、より実践的なアウトプットにより、担当する業務への応用が進みます。全体的なチームのスキル向上により、新設マーケティングチームの動きが変わりました。
B2Bスキルアセスメントは無料体験会も実施しています。ぜひお問い合わせください。

 


 
					 
					 
					 
            
           